卒業証書を手に

　3月14日に兵歯会館5階ホールで、43回生82人の卒業証書授与式が挙行されました。

　この日、朝は小雨でしたが、卒業生のご家族のかたがたもたくさんご出席くださり、晴れやかで、素敵な卒業証書授与式となりました。3月1日に第24回歯科衛生士国家試験が実施され、3月27日に合格発表がありますが、自己採点の結果、卒業生全員合格点であったこともあり、より一層晴れやかな卒業証書授与式となりました。これもひとえに講師の先生がた、実習先の先生がたはじめスタッフの皆さまにたくさんのことを学ばせていただいたおかげだと感謝申し上げます。学生もまた、臨床実習はもちろんのこと、臨床実習を終えて、12月からの国家試験勉強に取り組む姿勢は素晴らしいものがありました。努力が実を結び本当に嬉しく思います。

　卒業証書授与式のあと、神仙閣で謝恩会が催され、次々に運ばれてくる美味しいお料理と3年間ともに頑張ってきた仲間や先生とのおしゃべり、レクリエーションで楽しいひと時を過ごしました。卒業証書授与式では皆勤・精勤賞の授与が代表者のみであったため、謝恩会会場の舞台で大頭校長から一人一人に授与されました。副校長がたからは、たくさんの心に残るお言葉をいただきました。そんな楽しい時間もあっという間に過ぎていき、最後に担任の手から一人一人に卒業証書が手渡され謝恩会も終了となりました。

　43回生は、これから始まる歯科衛生士としての新生活に期待や不安を背負い旅立ちます。時には悩んだり、迷ったりすることもあるかと思いますが、3年間で学んだことを思い出し、自分を信じて頑張ってほしいと思います。彼女達の活躍を教員一同、心から願っています。

(専任教員　阪本　薫)