令和5年度 オープンキャンパス ~初めての試み、体験実習メイク法~

メイク法体験実習の様子

メイク法体験実習の様子

 本校では次年度の学生募集活動として、1年間に9回オープンキャンパスを実施しています。参加者には入学後の学びをイメージしていただくため、体験実習に参加していただいています。従来のオープンキャンパスの体験実習では、患者指導用の歯ブラシと補助的清掃用具、顎模型を使った歯磨き実習、手洗い実習、超音波スケーリング、歯面研磨体験実習のうち2つの実習を実施していました。本年度の第4回オープンキャンパスでは、初めての試みとしてホスピタリティ学の体験実習を取り入れました。本校では1年次にホスピタリティ学の講義を20時間行います。ビジネスマナー・メイク法・接遇マナーを身につける講義で、学生にも人気が高く、オープンキャンパスで在校生による学校案内でも本校のアピールポイントとしてよく紹介されている講義です。
 今回はホスピタリティ学の中でメイク法の体験実習を実施しました。メイク法ではスキンケア・ベースメイク・ポイントメイク・医療人にふさわしいビジネスメイクを学びます。体験実習ではメイク法の岡本講師による眉の基本的なお手入れの方法と、バランスの良い描き方の講義をいただきました。参加者には、実際に講師の指導の下アイブロウ・ミラー・綿棒を使って、ポイントメイクを体験していただきました。親子での参加者は真剣に娘さんの眉の描き方をチェックし、友達同士での参加者は楽しそうにお互いの眉を見せ合っていました。
 オープンキャンパス後の参加者と保護者へのアンケートでも、メイク法の体験実習が好評で、歯科の専門分野の授業だけでなく社会人としての教養を身に着けられる本校独自のカリキュラムを実際に体験していただける貴重な時間になりました。
 オープンキャンパスの体験実習でメイク法を取り入れるのは初の試みではありましたが、開催してみて今後のオープンキャンパスについて再考するきっかけとなりました。さまざまな楽しい体験実習を準備し、本校の魅力をたくさん感じていただける時間にし、参加して良かったと感じていただけるオープンキャンパスにしていきたいと思います。
(専任教員 平野 直子)