模擬試験

　いよいよ3年生（46回生）が国家試験を受験する日が近づいてきました。
　本年度は3月4日（日）に近畿大学を試験会場として第27回歯科衛生士国家試験が実施されます。国家試験の出題基準が見直され、また教本に改訂が加えられ、問題解答にあたってはさらに幅広い知識が必要となってきています。
　国家試験対策は1年次から取り組み、学年ごとに修得した科目の国家試験問題に触れる機会を設け、自分にあった勉強方法を確立させることを目的としています。
　3年生になると本格的な国家試験対策が始まり、医歯薬出版やDHSなどの業者模擬試験を8月～2月までに8回、2月には校内模擬試験を1回実施しています。業者模擬試験では全国・校内順位が打ち出され、科目別のレーダーチャートが送られてきます。学生はレーダーチャートをもとに自己分析することにより不得意分野を理解することができます。12月には教員による個別面談も実施し、年末年始の自宅学習に繋げていきます。
　年内に過去の国家試験問題を各科目の単元ごとにまとめた問題を解答していき、年が明けて1月から2月にかけて集中補講を行っています。集中補講では、今まで修得した各科目の講師に再度来ていただき、90～180分の講義の中で過去の国家試験問題の傾向から解答を導き出すコツや覚え方を教えていただきます。いつもの講義内容とは異なり、まるで予備校のような雰囲気となります。

国家試験問題集

　この時期、体力的にも精神的にも追い込まれていきますが同じ目標をもった仲間と励まし合いながら遅くまで受験勉強をしています。46回生87人の3年間努力してきた成果が国家試験合格に必ず繋がるよう、私たち教員も全力でサポートしていきたいと思います。
　合格発表の3月28日（水）には全員合格で笑顔の春を迎えたいです。
（教務主任　小村　照代）