クリニカルトレーニングセレモニー ~臨床実習本実習にむけての誓い~

幻想的な中、全員で誓いを

幻想的な中、全員で誓いを

 5月20日 (火) に歯科医師会館5階ホールで、クリニカルトレーニングセレモニーを挙行しました。同セレモニーは、本校3年生が6月からの臨床実習本実習にむけて、将来歯科衛生士になるという自覚を持ち、医療に従事することを誓う厳粛な式典です。

 式典では、まず、3年生点呼で学年主任から1人1人の名前が呼ばれます。力強い大きな声での返事は、これから本実習に向かう3年生の大きな決意の表れのように感じました。点呼の後、ナイチンゲール像に着灯し、キャンドルの灯を3年生から2年生、1年生に次々に繋いでいくと、ホール全体がキャンドルの灯りで非常に幻想的で美しいものとなりました。

 その後、3年生代表が誓いの言葉を述べました。代表を見守る3年生全員の背中は、今までの1、2年次とは違いとても大きく見えました。1年生は、3年生指導でお世話になった先輩の背中を、2年生は、来年の自分を想像し身が引き締まる思いでキャンドルの灯を見つめていました。

 式典の後、1年生は、3年生指導でお世話になった先輩へプレゼントとメッセージカードを渡してましたが、1年生からのプレゼントを受け取った3年生はとても嬉しそうでした。

 3年生は、6月には開業歯科医院、7月からは病院・センター実習が始まります。知識不足・技術不足に対する不安はありますが、今まで学んできた知識と技術を持って実習を迎えてもらいたいと思います。

 各病院・センター・開業歯科医院の指導歯科医師、指導歯科衛生士のかたがたには日々の業務でお忙しい中、ご負担をおかけすると思いますが、ご指導宜しくお願い致します。私たち教員も学生を全力でバックアップできるよう努めていきたいと思っています。

(専任教員 角田安佳梨)