The solution of the Digital Dentistry

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13:00〜14:00

3ds_04株式会社 カロス
増田 長次郎

The solution of the Digital Dentistry
~in CAD/CAM Technology between Chair side & Lab. side

昨今の歯科業界におけるデジタル化の普及は目覚ましいものがある。歯科医療における補綴の役割は、外科術式や補綴の技術革新によって、術後の予知性と審美性の両立が可能かつ容易となった。歯列の連続性を回復し顎口腔機能へアプローした上で審美性を確立していかなければならない。それら前提のもとで、歯科材料の目覚しい発展によって外科術式や補綴の選択肢・優位性が向上したことは周知の事実である。特に、CAD/CAMが歯科業界に普及していく中で、ジルコニアという素材が脚光を浴び臨床応用されていくケースが増えている。審美修復およびインプラント、歯科矯正などの幅が大きくなった。しかしながら、それらが先行するがあまり、本来の患者本位の歯科医療の分野が置き去りにされていないかを再考してみたい。そこで今回は新素材ジルコニアに焦点を絞って、強度や光透過性や組織親和性また、材料としての観点から取り扱う上での留意点などその特性を紹介したい。

近い将来、口腔内光学印象機器が各メーカーから発表されるであろう事を踏まえ、チェアーサイドとラボの役割分担を明確にし、その優位性と問題点を直視しなければならないだろう。そして、同じ意識で一人の患者・一つの症例に取り組まなければならない。審査・診断・治療計画から、審美性と機能の回復、ロンジェビティーの確立のために何が必要か、症例を通して示したい。

お役立ち情報

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