会長挨拶

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ごあいさつ

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一般社団法人
兵庫県歯科医師会
会長 豊川 輝久

日本は今、国策として“IT社会”の実現を目指しています。それは、平成26年1月に『産業競争力の強化に関する実行計画』が決定され、関連事業がその流れに沿って対応することになりました。厚生労働省においても平成19年に「医療情報グランドデザイン」を制定し、現在も“医療IT化政策”を推進しているところです。

レセプト電子化が提唱され、その請求義務化の期限が迫っています。当初、歯斜においては用語コードの統一化が遅れていたため、調剤薬局が先行し、病院、一般医科診療所へと普及していきました。歯科がとりまく環境がIT化に順応していく中で、歯科だけが遅れていては医科歯科連携事業に支障をきたします。歯科でのレセプト電子化の遅れ医療IT化の難しさの一例といえます。
 
スマートフォンやタブレット端末を情報機器として使用することが日常臨床で活用される時代で、歯科医療現場においても多岐にわたちデジタル機器が普及しています。使用される機器も使用目的も様々で、その進歩は早く、困惑している会員が多いのではないかと推測されます。

兵庫県歯科医師会では、デジタル機器の関する情報を会員に提供するために、近畿歯科用品商協同組合兵庫県支部にご協力いただいて、多岐にわたるIT関連の13講演とデジタル機器に特化した企業展示を企画しました。

私たち医療従事者の利便性を謳うことだけでなく、患者側がそのメリットの享受を要求しています。それに迅速に対応するのは、私たちの責務でもあります。

この機会にデジタル機器(IT)に少し苦手意識がある会員も実際に触れ、“歯科医療のIT社会の実現”を目指して頂けたら幸いです。

お役立ち情報

いつまでも丈夫で元気な歯でいるために今からでもできる事など正しい知識や最新の医療情報をご紹介いたします。

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