2012.05.16

しっかり噛める子にするには、どうすれば・・・

噛むことには、
(1)消化を助ける
(2)唾液の分泌をよくする
(3)あごの組織を強くし顔の形を整える
(4)心を落ちつかせる
(5)脳の働きを活発にする
などの働きがあります。
また、ふんばったり、集中力を高めたり、スポーツで力を発揮したりするためにも、強く噛みしめる力が必要です。
しっかり噛みしめるにはあごを鍛えなければなりません。赤ちゃんがおっぱいに吸いつくのはあごを鍛える練習の第一歩。いっしょうけんめい吸うことで頬や舌、口の回りの筋肉が強くなっていくのです。
子どもの口は小さいので、噛むことも訓練を重ねながら次第に身につけていきます。離乳期から徐々に歯ざわりのあるもの、噛みごたえのあるものを、ゆっくりと時間をかけて体験させていきましょう。
いろいろな食品を興味をもって食べるには、家族いっしょに、ゆとりをもって、なごやかな雰囲気で味わうことが大切です。食事の前には甘い飲み物や間食を与えすぎないように気をつけましょう。

 



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