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2020.06.01

教えて!でん太「マスクと熱中症」

兵庫県歯科医師会マスコットキャラクターのでん太です
 
全国的に緊急事態宣言が解除を受け、休業要請も段階的に解除になり街は少しずつ活気がもどってきたように感じられます。
 
しかし、新型コロナは私たちの身の回りから消えたわけではありません。
 

今後も新型コロナウイルス感染拡大の予防する新しい生活様式「ひょうごスタイル」を実践しましょう!
 
今週、気象庁から向こう3か月の天候の見通し(6月~8月)が発表されました。
 

出典:気象庁より
 
向こう3か月の気温は、東・西日本と 沖縄・奄美では高く、北日本では平年並か高い予想。今年も暑い夏がやってきます。
しかし今年の夏は
 
多くの人にとって初めての経験となる夏場のマスク着用
 
暑い中でマスクを着用すると・・・

 
①熱が体内にこもりやすい
②熱を体外へ発散しにくい
③マスクによる加湿で口の渇きを感じにくい

など
 
自覚がなく脱水症状が進み、熱中症のリスクが高くなります。
 
2019年5月から8月までの熱中症における搬送者は実に71,317人(総務省消防庁による)。
 
日本国内の新型コロナウイルスの猛威は弱まりつつありますが、今年も熱中症による搬送者が増えたら医療崩壊の可能性が高くなります。

そこで、今回は「新しい生活様式における熱中症対策」についてご紹介します。
 

出典:環境省、厚生労働省より
 
熱中症は「予防のための行動」と「発症したときの早め・適切な対処」を実践できれば、症状を、または重篤な状態を回避することが可能です。
 
コロナと併せて、例年以上に熱中症に気をつけましょう。
 
また、2歳未満の子どもがマスクを着用すると、呼吸や心臓への負担が増し、窒息や熱中症のリスクも高まるので「マスクはしないように」と日本小児医学会が声明を発表しました。
 
「2歳未満の子どもにはマスク不要、むしろ危険!」
 

出典:日本小児科医学会より
 
 
今、私たちができること
家族を守る・社会を守る
医療崩壊させない
 
うつさない・うつらない
 
これからの未来をかえるためにも
 
今日も一緒に頑張りましょう!



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