西井 美佳(本校30回生)

 私は歯科助手として歯科医院で勤務し、歯科衛生士にあこがれるようになり入学を決めました。実際、授業や相互実習を重ね臨床実習に行くことで、国家資格を取得し医療に携わる一員として、責任ある職業を目指しているのだと実感するようになりました。卒業後は歯科医院に就職した後、現在の病院歯科に勤務しています。歯科医院では、リコールで自分担当の患者さんが増えていくことが嬉しかったり、またそこから患者さんとの信頼関係の大切さを学ぶことが出来ました。病院では、様々な病気の患者さんに対し歯科衛生士として関わります。歯科衛生士以外の多職種とも協力して、安心安全な医療を目指す必要があるため、歯科衛生士の役割は口腔内だけでなく、全身疾患を知ることにも関係しています。学生生活の中で数多いカリキュラムをこなすことは、自分の成長とともに、歯科衛生士として勤務したときに必ず役立ちます。大変そうに感じるかも知れませんが、同じ目標を持つ仲間がいることは励みにも力にもなります。歯科衛生士の資格が取れたときの喜びは大きな達成感としても感じることができると思います。
 歯科衛生士を目指してくれる人が少しでも増えてもらえるよう、私も歯科衛生士として前を向いて頑張り続けようと思っています。歯科衛生士という職業を選んでよかったと思います。

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