クリニカルトレーニングセレモニー ~医療人としての心構え~
5月21日 (火) 兵歯会館5階講堂でクリニカルトレーニングセレモニーを挙行しました。クリニカルトレーニングセレモニーとは、3年生 (42回生) が臨床実習本実習に出るにあたり、医療人としての心構えを再確認し、国民の健康を保持するため医療に従事することを誓う厳粛な式典です。本校では1~3年生の学生全員が参加し、ナイチンゲール像のキャンドルから、3年生の代表2人が灯を受け、その灯を全員に分けていきます。キャンドルの灯は人間の命を象徴するものでこの灯を大切に絶やさないことが医療に貢献することを示します。
3年生の灯は全員の「強い志」にも見え、大変幻想的で美しく、気の引き締まるものでした。灯を見つめながら、今後医療人として新たに羽ばたく未来への不安と希望を抱いていたことでしょう。1、2年生も将来の (未来の) 自分の姿を思い描き3年生の姿を見つめていました。
クリニカルトレーニングセレモニーは、3年間の学生生活の中でも心に残る式典です。
長い実習期間中には壁にぶつかることもありますが、できない所を素直に受け止め、精一杯努力し将来の自分に繋げて欲しいと思います。
また、医療人として優しさと思いやりを持ち、実習をさせていただけること、指導いただけることに感謝の気持ちを忘れず頑張って欲しいと願います。
実習をお引き受けいただいている兵歯会員の先生がた、指導歯科衛生士の皆さまには日常の業務に加えご負担をおかけしますが、学生が成長できるようご指導をよろしくお願いいたします。
教員も学生としっかり向き合い、誠心誠意指導していきたいと思います。
(専任教員 小林亜樹)