株式会社モリタ製作所

　1年生（49回生）が12月19日（水）に京都方面へ日帰り研修旅行に行きました。全員集合し、2台のバスで京都市伏見区にある株式会社モリタ製作所へ向かいました。到着後、モリタ製作所で作製されている医療機器についてビデオ視聴で学び、グループに分かれ実際にユニットや歯科用レーザーの製作過程を工場で見せていただきました。またショールームでは最新の歯科医療機器や、歴史館では初代歯科医療機器から現在に至るまでの歴史に触れることができました。グループごとに担当スタッフが1人ずつ配置され、詳しく説明をしていただき、医療の明日を切り開くために常に最先端の技術で「人が中心」のデザインコンセプトを追及し日々開発されていることがよくわかりました。学生は終始目を輝かせ、メモをとったり、写真を撮ったり学んだことをしっかりと記録に残していました。
　次の目的地のホテル平安の森京都では、懐石料理をいただきながら「和」のおもてなしと作法を学びました。食後は、研修旅行委員6人が主体となりレクリエーションを行いました。全員参加型でジェスチャーゲームをし、会場内は明るい笑い声に包まれ、とても楽しい時間を過ごしていました。

扇子絵付け体験

　昼食後は舞扇堂に移動し、扇子の絵付け体験をしました。下書きをせず直接筆で絵付けするため、緊張しながらも事前に各々調べていたデザインを参考に一生懸命描いていました。今後、夏を迎えるたびにこの研修旅行を懐かしく思いながら使うことと思います。

　今回の研修旅行は、当初7月で予定していましたが台風の影響で12月に延期となりました。寒い時期となるため体調不良など心配していましたが、誰も欠席することなく無事にすべての行程を終えることができました。特に株式会社モリタ製作所では、将来歯科衛生士として大切に扱っていく歯科医療機器を実際に見ることができ、とても貴重な経験になったと思います。今回の研修で学んだことを活かせるよう、今後も教員としてサポートしていきたいと思います。
（教務副主任　永島由紀子）