兵庫歯科学院専門学校の歩み ~創立50周年を迎えて~

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浦出学院長による式辞

 兵庫歯科学院専門学校は4月に創立50周年を迎え、記念すべき大きな節目を機に、兵庫県歯科医師会附属兵庫歯科衛生士学院に校名変更いたしました。
 4月27日には兵歯会館5階ホールで、創立50周年記念学内式典が執り行われました。吉川涼一副学院長・学科長の進行で開式し、親里嘉健副学院長の開式の辞がありました。そして、澤田 隆兵歯会長、浦出雅裕学院長の式辞、河田尚子同窓会(むつみ会)会長の祝辞をいただきました。祝辞の後は「本学院の50年の歩み」のDVD を鑑賞しました。式典に参加していた在校生は、スクリーンに映し出される歴代の先輩がたの姿を見て、改めて伝統高き学院であることを実感したことと思います。そして50周年という特別な年に在籍していることへの喜びをかみしめたことでしょう。そして勝谷芳文副学院長による閉会の辞で締めくくられました。
 式典後は、吉本興業の劇場を中心に漫才活動、ユニバーサルスタジオジャパンでMC活動などを経て、現在放送作家に転身されたWマコトさんを特別講演の講師としてお招きし「医療を変える笑いのチカラ」の演題でご講演いただきました。笑いの本質は、人を輝かせる・喜ばせるコミュニケーションであり、また笑いとコミュニケーションを通じて「明るく・元気で・前向き」であることの大切さを伝えてくださいました。開演した瞬間から学生はWマコトさんの世界に引き込まれ、目を輝かせながら聴講している学生の様子が印象的でした。途中、学生同士ペアになって自己表現をするという時間もあり、日ごろ控えめな学生が笑顔で一生懸命自己表現をしている姿は私たち教員にとって大変微笑ましい瞬間でした。将来歯科衛生士として羽ばたいた際には、患者との信頼関係を構築することを大切にし、講演で学んだことをいかしてもらいたいと思います。
 創立50周年記念学内式典を通し、兵庫歯科学院専門学校がどのような歴史をあゆみ、どんな伝統を築きあげてきたか、学生のみならず私たち教員の胸にも深く刻み込まれました。今まで歯科衛生士教育に携わってきた歴代の講師や、卒業生が築かれてきた伝統を今後も私たちが継承し、未来ある学生たちにバトンをつないでいけるようさらに、魅力ある学院づくりに貢献していきたいと思います。
(教務副主任 永島由紀子)