日本は、超高齢社会です。

高齢化は、大変大きな問題ですが、それ以上に深刻なのが、働く人々の人口減少です。1995年をピークとして、すでに11％も減少しています。
「求人を出してもなかなか反応がない」という現象は、日本全体で起きています。

マンパワーで歯科医療を提供しいる歯科医院において、人がいなくなるということは深刻な問題です。私たちは、互いに協力しながら労働環境を整え、歯科医療を提供していかなければなりません。さて、どのような対策が取れるでしょうか。

対策案

できるだけ永く勤められる体制をつくる（定年をどのように考えるのか）

1. 出産・育児・介護に対応できる組織にする（人生の節目を組織としてどのように支えるのか）
2. 外国人労働者の受け入れ（国レベルでの対応）
3. IT ロボットの活用（今後の発展に期待）

　さて、実際に私たちにできることは何でしょうか。１と２は、私たちの手でできそうです。

歯科医院の財産である人・モノ・カネ（時間）・情報などを有効に使い、カイゼンを進めることで、無理なく無駄なく医療に集中できる環境をつくることができます。

仕事を単純化・効率化して、今よりもっと最善の歯科医療を提供できる歯科医院に成長させましょう。それが自分たちのためであり、地域社会のためでもあります。

この度は、経営学のエッセンスを入れながら、具体的に提案していきたい思います。

お天気の良い日曜日･･･いろいろと予定がおありのところたくさんの皆さんにご参加頂き研修会を行うことができました。今回は「はいしゃさんの仕事段取り術 －職場改善で人と組織を成長させる－」ということで皆さん興味津々のご様子でしたが、小原啓子講師のわかりやすいお話に2時間があっというまでした。みなさん卒業しても新しい知識をＧＥＴしようと真剣に机に向かう姿は学生の頃とかわりませんでした。今回も学院のご厚意で教室での研修会開催になりました。

来年はどんな研修会にしようか理事では今回のアンケート結果を踏まえ検討に入っております。来年もみなさんご参加くださいね。

アンケート結果（一部抜粋）

1. 研修会の内容はいかがでしたか？
   わかりやすかった（53）
2. 研修会内容は明日からの診療に活かせそうですか？
   はい（46）
   いかせられるかわからない（4）
   いかせられない（1）
3. 研修会で一番興味のあった内容
   マニュアルの必要性
   管理方法
   どの仕事も尊い
   トヨタ生産方式
   新人教育について
   DH法の改善
   長く働ける職場作り
   ５S
   チームワーク
   ザイガルニック効果
4. 研修会で今後取り上げてほしい内容
   歯周病（29）
   訪問歯科（15）
   保健指導（19）
   審美歯科（3）
   接遇（8）
5. むつみ会へのご意見をご記載ください。
   ☆P治療や保健指導について研修会をしてほしいです

♪ 貴重なご意見、ありがとうございました。今後の活動の参考にさせていただきます。