2012.05.16
まずは患者さんの気になるところや希望をじっくりとお聞きします。次に歯の型取り、顔や口の中の写真、頭の骨や歯のレントゲン写真などから情報を得ます。 これらの情報から上下のあごの大きさや形、位置関係、そして、前頭部、鼻、唇、下あごなど横顔の評価、舌の大きさと位置、歯の数、大きさや形などを詳しく 調べ現状を分析把握します。この結果をもとに治療計画を立て、治療方法や治療の成果、期間、費用を説明します。
矯正治療は、成長期における筋肉や舌の機能や骨組み的な治療を行う時期と、その後の歯の移動による治療に大きく分けられます。症状や年齢により同時に行う場合もあり、治療装置や治療時期もいろんなケースが考えられます。
代表的な治療装置としては、それぞれの歯に金属やプラスチック、セラミックスなどで出来たブラケットという器具を装着し、それに通したワイヤの弾力や結んだゴムなどの力で徐々に歯を移動するものがあります。
歯列矯正では、歯を抜いて歯とあごの大きさのバランスを取ることがありますが、床矯正によって未発育なあごを広げ、歯を抜かないで歯を移動させる方法もあります。
いつまでも丈夫で元気な歯でいるために今からでもできる事など正しい知識や最新の医療情報をご紹介いたします。
本会は、医道の高揚と歯科医学の進歩発達と公衆衛生の普及向上を図り、もって社会及び会員の福祉を増進することを目的とする。