2012.05.16

子どもの歯みがき習慣はいつから?

 下の前歯が生えたら、授乳や離乳食のあとに人肌のお湯に浸したガーゼなどでていねいに歯のまわりを拭くことから始めましょう。歯が生える前からお母さんが指で歯ぐきをさわるなどして、口のなかに指を入れることに慣れさせておくといいですね。
なんでも口の中に入れるようになったら、オモチャのかわりに歯ブラシを持たせてみましょう。
上下6本生える1~2歳ごろには、膝の上に寝かせて小さなやわらかい歯ブラシでみがいてあげましょう。歯みがき剤は必要ありません。特に前歯の唇側やすき間、奥歯のかみ合わせ部分はていねいに。
乳歯が生えそろう2~3歳ごろは大人のマネをしたがるので、歯ブラシを持たせて自分でみがかせます。大人がお手本を見せて一緒にみがくといいですね。
ブクブクうがいができるようになれば、一人みがきに挑戦です。3~4歳を過ぎるとなんでも自分でしたがりますので、正しいみがき方を練習させます。歯ブラシの持ち方も教えてあげてください。
ただし、完全に一人でみがけるようになるまでは、お母さんやお父さんの仕上げみがき・点検みがきを忘れずに。

  • a1_201子どもをまっすぐに寝かせる
    (あぐらを組むと安定します)
  • 歯をよく見て、確実にブラシをあてる
    (歯ぐき、舌などにブラシをあてないように)
  • 広がった歯ブラシを使わない
    (歯垢をきれいに落とすことができないだけでなく歯ぐきを傷つける)



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