糖質の入った物を食べると、口の中にいる細菌がそれを栄養にしてグルカンをつくります。ネバネバとしたグルカンは歯にくっつき、さらに増えていきます。このかたまりが歯垢です。歯垢の中にいる細菌がつくりだす酸は歯の硬いエナメル質をとかし、ムシ歯をつくります。
乳歯は永久歯に比べてエナメル質が薄く、やわらかいため、一度ムシ歯になってしまうと進行が早く、数カ月で、あるいはもっと早く神経まで進んでしまうこともあります。
甘いものばかり食べたり、時間を決めずにだらだら食べてばかりいると、ムシ歯になりやすくなります。