ドライマウス

ドライマウスとは、口腔乾燥のことをいい、つまり口の渇きを感じることをさします。

ドライマウスの症状

face日常生活において、病的な状態あるいは健康人の生理的な現象で口のかわきを感じます。皆さんが経験した口の渇きとは、精神的に緊張した際、高熱や下痢の場合などにみられます。口がかわく原因は生理的現象や病気、薬物性などもあり要因は様々です。

ドライマウスの症状

  1. 口のかわきが気になる(口がからから、口がねばねば)
  2. 口がかわいてうまく会話ができない
  3. 口の中がぴりぴりする
  4. 舌がヒリヒリする
  5. 口が渇きやすい
  6. 唾液が出ないと感じる
  7. 唇がひび割れして痛い
  8. 食事中水をよく飲む
  9. むし歯が多くなった
  10. 歯周病がひどくなった
  11. 夜間に口のかわきで目が覚める
  12. 乾燥した食品が食べづらい(パン・ビスケット・カステラなど)
  13. 食物が口の中でくっつきやすい

ドライマウスの原因

一般に、中年を過ぎると、口はかわきがちになります。若くても緊張が続いたり、興奮したりすれば口がかわきます。ストレスにより精神的緊張状態が強いられて、唾液分泌がつかさどられる自律神経のバランスが崩れることによりドライマウスが現れます。検査のために胃液、涙などの分泌を抑える薬を使ったあとも口がかわきます。唾液腺全体に起こる病気のシェーグレン症候群では口と目がかわきます。

乾燥した口腔内

乾燥した口腔内口がかわくと粘膜が荒れたり、舌がぴりぴり痛んだり、赤く平らになることもあります。

真菌の付着した口腔内(カビの一種)

真菌の付着した口腔内(カビの一種)パン・ビスケット・カステラなどの乾燥した食品が食べづらく、食物が口の中でくっつきやすく、痛みのため食事がとり難くなります。会話が困難になり、義歯の安定が悪くなることもあります。唾液による洗浄作用が低下し、むし歯、歯周病、口臭、摂食嚥下障害の原因となることは言うまでもありません。唾液が減って口が乾燥すると、ばい菌が流されずに口の中に留ります。

また、唾液分泌が低下し、口腔乾燥が見られ、唾液による自浄作用ができなくなり口腔内が不潔になりやすい傾向にあります。唾液の中にある抗菌物質も少なくなるため、ばい菌が増えてきます。このような状態がむし歯や歯周病を悪化させたり、口腔粘膜のただれや口内炎を生じたりして、経口摂取障害を起こします。口腔内が乾燥し不潔であると、時には誤嚥性肺炎にも注意を要する必要性があります。誤嚥性肺炎は口腔内の細菌が本人の知らないうちに少しずつ気管に誤嚥され、口腔細菌が肺に入ることにより肺炎を起こします。特に脳血管障害患者にみられる嚥下反射と咳反射の低下により誤嚥性肺炎が生じやすいといわれています。歯磨きやうがいなどによる口腔ケアを行うことにより、誤嚥性肺炎を予防することが科学的に明らかになってきています。口腔内の清潔に心がけましょう。

ドライマウスは様々な病気の一症状としてもあらわれ、原因となる病気があれば、その治療をします。ドライマウスの治療として、人工唾液、唾液腺ホルモンを使うこともあります。水分を適度にとり、頻繁にうがいをして口の中を清潔にし、湿らせるようにするのがよいようです。精神的に緊張すると、それだけでも唾液は出なくなりますので、気持ちをリラックスさせることも大切です。

ドライマウスの原因

  1. 加齢(高齢)により唾液分泌量が低下
  2. 口呼吸(鼻が詰まり口で呼吸をする)
  3. 精神的ストレス
  4. 多尿(糖尿病、腎臓病、尿崩症、飲酒など)
  5. 下痢
  6. 熱性疾患
  7. 発汗過多
  8. 薬物の作用(副作用)
  9. 唾液腺疾患
  10. シェーグレン症候群

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破壊された耳下腺レントゲン造影像

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