空気、水、食物を汚染する産業排出物の量を、国や地方公共団体の手で早急に減少させること。
安全性の試験をしていない食品添加物の使用を直ちに禁止すること。無害と認定されても、食品添加物の品目数を最小限度におさえること。
緊急の時以外は、全く無害と判明していなければ、長期間効力をもつ殺虫剤や除草剤の使用は漸次やめていくこと。
食品、水、空気、殺虫剤、薬など身体にふれるものに含まれる石油化学物質は、なるべくふれないことが最善である。
都市の有機性廃棄物はすべて堆肥として再利用すること。つまり、地味の涸渇してしまった土地を改良するために、有機物、ミネラル、微量元素を復活させ、逆に水や食料を汚すチッ素含有量の多い人工肥料の使用を減らすこと。
量より質に重点を置いて食料を生産すること。カロリーが高く基本栄養素の少ない食品よりも高たんぱく、高ビタミン、高ミネラルの食品のほうが、われわれの生存にとって重要なのである。



誰にでも簡単にできる方法で、
六カ月もすれば効果が歴然とあらわれる食生活。

あらゆる形態の砂糖の消費を最少限に減らす。
精白パンを食べないこと。化学防腐剤が入っていない挽きたての小麦粉からつくった全粒パンを食べること。精白米のかわりに玄米を食べること。このように食品の製造法や食習慣をわずか変えるだけで、良質のたんぱく質、ビタミンB複合体、ミネラル、ビタミンEなどを、より多く摂ることができる。
手に入るならば新鮮な果物、野菜、殺虫剤を使わないで豊かな土壌で栽培された緑黄野菜だけを食べること。ふつうの果物、野菜は殺虫剤が残留していることもあるので、よく洗い、皮をむく。冷凍や缶詰の野菜や果物は、滋養はあっても、あまり好ましくない。
もやしなどの種子類は、望ましい栄養素を含んでいる上に、ほとんど汚染されていない。家庭でも発芽させることができる。60%以上の食物は、生のまま食べることが理にかなっている。
市販されているポテトチップスのような油で揚げたもので古くなったものや、こしのない食用油は避けること。
農薬のかかってないビートの葉、かぶらの葉、ほうれん草、たんぽぽの葉、乾燥野莱、とうもろこしのジュースなどのアルカリ性成分を含む食物を毎日2回食べることが、身体をアルカリ性に保ち、肉、パン、卵などの滋養に富んだ酸性食品を中性化するのに重要である。弱アルカリ性の適切な食事は、健康によくムシ歯予防にも最高に役立つ。